『リスキリング』で身につけるスキルってどのように選べばいいのでしょうか?
このようなお悩みを解決していきます!
- スキル選びが重要な理由について理解できます
- 『リスキリング』はどんなスキルを身につけるのか?がわかります
- 失敗しないスキルの選び方を知ることができます
スキルといっても世の中にたくさんありますし、スキル選びで後悔したくない気持ちはよくわかります
今回紹介する内容を実践すれば、きっと自分に合ったスキルが見つかるはずです!
私も今では身につけたいスキルが明確にわかるようになりました!
執筆者情報
ときすけ
- 30代会社員 & 副業ブロガー & 二児の父
- 工場勤務からリスキリングした経験有り
- ゼロからリスキリングを学べる情報を発信
- Microsoft365系アプリ、生成系AIが得意
- 社内のDX人材育成に従事
なぜスキル選びが重要か?
『ジョブ型雇用』へのシフト
多くの日本の企業はまだ、以下のような『日本型雇用システム』を採用してます
- 新卒一括採用
- 年功序列
- 終身雇用
しかし、近い将来は海外で主流となっている『ジョブ型雇用』にシフトしていくと言われています
なぜなら、年功序列のままでは、ボリュームゾーンである団塊ジュニア世代の人件費が膨れ上がり、企業の経営を圧迫し、雇用制度の改革が急務だからです
『日本型雇用システム』では、年齢や勤続年数に応じて給与が決まります
しかし、『ジョブ型雇用』では、ジョブディスクリプション(職務記述書)に仕事の内容が明確に定義され、その人の能力やスキルに応じて給与が決まります
若くても高いスキルを持っていれば給与が高くなりますが、逆に若くても即戦力が求められるという厳しい制度でもあります
当然競争力も上がり、会社としての生産性も上がっていくでしょう
『日本型雇用システム』で評価されたのは以下のような人材です
- 大卒で地頭が良い(博士は扱いづらくNG)
- 会社のメンバーとして馴染んでいる
- 勤続年数が長く社内事情に詳しい
このような専門スキルを持たない、社内調整が取り柄のジェネラリストは『ジョブ型雇用』の導入で、窮地に立たされるでしょう
今後はジェネラリストではなく、専門家が求められますので、今のうちから自分がどの分野のスキルを専門にするかを考えることが重要となります
スキルは新しい貨幣
『Skills as a New Currency(スキルは新しい貨幣)』という表現をされることがあります
これは、雇用されるときも、昇進するときも、スキルが通貨のような役割を担うからです
『ジョブ型雇用』が当たり前となっている海外では、高度なスキルを持つことが収入に直結します
社会人になってからも、また大学に入り直し、より専門的なスキルを身につけた上で、更に上位の職位を目指すことなんてのはざらにあることです
スキルを持つことは貨幣と同じくらい価値のあることであり、日本にもこのような未来が訪れようとしています
スキル選びは今後重要になってくるんですね!
スキル選びで失敗する4つのパターン
スキル選びで失敗するパターンは以下の4つがあります
- 自己分析不足
- 情報不足
- 現状スキルとのアンマッチ
- 年収や待遇を望みすぎる
それぞれについて見ていきましょう!
スキル選びで失敗するパターン1:自己分析不足
自己分析が不足していると、自分に適さないスキルを選択してしまう場合があります
自分を良く理解しないまま、流行り乗っかったり、一時の感情で決断したりすると、後悔するかもしれません
- 好きなこと
- 得意なこと
- 適正のあること
- 原動力となること
- 続けられること
以上のようなことを、まずはしっかりと時間をかけて分析することが大切です
スキル選びで失敗するパターン2:情報不足
情報が不足していると自分の理想のスキルに出会えません
テクノロジーの発展ととも職種が増加し、現在の日本の職種は1万7000種類と言われています
厚生労働省所管の独立行政法人「労働政策研究・研修機構」の調査によると、日本にある職種の数はなんと 約1万7000種類以上!
引用:日本に職業の種類がいくつあるか知ってる?職種の一覧とこれからの需要をチェック!|オンスク.jp
それに伴い関連するスキルも多数存在すると言えます
自分が普段行動している範囲、知っている範囲だけでスキルを探そうとすると、当然狭い視野しか持つことができません
本当は自分に適したスキルが存在するかもしれないのに、知らないと言うだけでそのスキルと出会える可能性はゼロになります
情報が不足はスキルの可能性を狭めることにつながります
スキル選びで失敗するパターン3:現状スキルとのアンマッチ
今持っているスキルとの親和性が低いと、スキルを活かせず、長続きしない原因となります
会社員が『リスキリング』をする場合に、長年培ってきた自分の強みである従来スキルと組み合わせることで、以下のようなメリットがあります
- 既存ビジネスを理解しつつデジタル活用ができる希少人材になれる
- 今の収入や地位を維持しつつ新たなキャリアにステップアップできる
- 自分の業務やビジネスに活かせるのでモチベーションを維持しやすい
全くの新規のスキルだと転職や社内の配置転換で苦労することもあるでしょう
スキルを決めるときは現状のスキルを軸に考えることも必要な観点です
スキル選びで失敗するパターン4:年収や待遇を望みすぎる
年収や待遇を望みすぎるとスキル選びに失敗する要因となります
もちろん、高い目標を持つことは悪いことでは有りません
しかし、高すぎる目標は挫折や自分の行動を阻害する要因になります
自分の現状と目指すべき姿を冷静に捉えて、長期的目線でギャップを埋めていくという考え方が重要になります
『リスキリング』は全くの未経験の分野のスキルを身につけるのですから、一時的な収入減少は受け入れなくてはならないケースも有ります
時に弟子入りするような形で修行を積んでからステップアップしていき、将来的に今の自分を超えていくというビジョンも必要です
高望みはいけませんね
『リスキリング』で身につけるスキルとは?
そもそも『リスキリング』の意味は?
『リスキリング』の意味は、『新しい成長分野のスキルを身につけ、新しいキャリアにつくこと』です
『リスキリング』が提唱されてきた背景には『技術的失業』と呼ばれる、AIやロボットなどの最新テクノロジーによって、自動化が進み人間の仕事が奪われて失業してしまうという懸念があります
『技術的失業』に対抗すべく、今後成長していく分野のスキルを身につけることが『リスキリング』です
また、『リスキリング』はスキルをただ身につけるだけではなく、配置転換や転職など、自分のキャリアが変わることまでがリスキリングのスコープです
『リスキリング』の意味については以下の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください!
『リスキリング』はデジタルスキルが中心
『リスキリング』は自分の好きなようにスキルを学ぶと誤解している人も多いです
『技術的失業』が背景にあるので、『リスキリング』は今後成長する分野である、デジタルスキル習得することが中心となります
リスキリングで『語学を学ぶ』、『会計の知識を身につける』というのは、リスキリングの文脈からすると少しズレています
今、多くの日本企業はDX化を経営戦略として進めていますが、デジタルテクノロジーを使いこなせる人材が不足しています
世の中や会社はどんどんデジタルシフトしていくのに対し、人々がその速度についてからです
今後は、事務や作業などの定型業務しかできない人は、労働の自動化によって職を奪われていくでしょう
それを防ぐために、デジタルテクノロジーを使いこなす側になるためにスキルを身につけることが、誰にとっても必要なのです
デジタルに自信がなくても大丈夫
デジタルスキルと言われてもコードも書けないですし、自身がありません・・・
今は、コードを書かなくても直感的に操作できるツールがたくさん有りますので安心して下さい!
デジタルスキルというと、難解なソースコードを書くようなイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか?
実は今はプログラミング言語が分からなくても、直感的に操作できるツールが有ります
それを『ローコードツール』や『ノーコードツール』と呼びます
ローコード/ノーコードツールは、マウス操作や文字入力など画面上の操作だけでアプリケーション、Webサービスなどの開発ができるツール
ソースコードをどれだけ書く必要があるかで呼び方が変わってきます
ノーコードツール(No Code)・・・ソースコードを一切書かなくてもOK
ローコードツール(Low Code)・・・必要最低限のコード記述が必要
初心者の方がいきなりコードを書くなんてハードルが高いですので、まずは『ローコード/ノーコードツール』からで問題ありません
デジタルに自信がない方でも、ローコード/ノーコードツールだけでデジタル人材に十分なれます
デジタルリテラシーは誰でも身につけられる
『デジタル技術を十分に理解し、適切に活用することができる力』をデジタルリテラシーといいます
デジタルに自信のない多くの方が、デジタルリテラシーを持ち合わせていないのだと思います
私も10年以上デジタと無縁でしたが、徐々にデジタルリテラシーを身につけることができました
デジタルリテラシーは、普段からデジタルテクノロジーに慣れ親しむことで誰でも鍛えることができます
以下の記事でデジタルリテラシーを身につける方法について解説していますので、よろしければご覧になってみてください
スキルの選び方3STEP
それでは実際にスキルを選ぶ手順に入りましょう!
スキルの選び方は以下の3STEPで進めていきます
STEP1:自己分析
STEP2:行動範囲を広げる
STEP3:スキルを見つける
それぞれのSTEPについて詳しく解説していきます
スキルの選び方STEP1:自己分析
スキルを選ぶ際に、まず初めにやるべきことが自己分析です
みなさんの強みは何でしょうか?
この質問にパッと答えが出てこない方も多いのではないかと思います
自己分析を行うことで、自分に関する以下のようなことを明らかにしていきましょう!
- 好きなこと
- やりたいこと
- スキル
- 強み
- 願望
これらは今後自分が取り組んでいくスキルを選ぶ上で大切な要素となります
今から自己分析で使える3つのフレームワークを紹介いたします
- 好き・得意・需要によるベン図
- ジョハリの窓
- マインドマップ
自分自身の現状をよく把握し、スキルの方向性を見定めていきましょう!
自己分析のフレームワーク1:好き・得意・需要によるベン図
『ベン図』とは集合の関係を表す図のことです
下図は『好きなこと』、『得意なこと』、『需要のあること』で作成した『ベン図』です
これに自分の特性を思いつく限り書き出すことで、自分の強みや特性を把握することができます
自己分析ですので、他人と比較せずに自分が思う『得意なこと』や『需要のあること』を遠慮せず書くことがポイントです
また、『需要のあること』は書きにくいかもしれませんが、誰かの役に立てたことや感謝されたことなどで問題有りません
このベン図を埋めた時に、中央のすべてが重なるエリアに入った特性が、一番の自分の強みとなります
また、2つのエリアが重なった部分もスキル選択する上での重要なヒントになります
自己分析のフレームワーク2:ジョハリの窓
ジョハリの窓は、『自己分析に用いられるフレームワークの1つ』で、自分と他人の認識のズレを理解できます
ジョハリの窓は、下図のように、知っていること、知らないことを、自分軸と他人軸で4つのエリアに分けることで自分の特性を整理します
ジョハリの窓の進め方は以下です
ジョハリの窓は他人が思う自分について聞く必要があるので、協力者が要ります
家族や同僚など自分のことを知っている人に協力してもらいましょう
2〜4人程度集まると良いです
分析に使用する性格や特性、スキルなどの要素を用意します
書き出した各要素について、自分と協力者で当てはまるものには◯をつけていきます
丸をつけたものをジョハリの窓の4つのエリアに分類します
自分、協力者共に◯ → 開放の窓
自分のみ◯ → 秘密の窓
協力者のみ◯ → 盲点の窓
◯が無い → 未知の窓
4つのエリアに分類された要素は次のようにそれぞれ考えることができます
開放の窓 | ・自分で強みとして認識しており、周囲からも高く評価されている特性 ・自信を持って積極的に活用することで、成果に繋げやすい |
---|---|
秘密の窓 | ・自分では強みだと思っているが、他人に気づかれていない特性 または自分がなりたいと考える自分 ・自己開示によって、新たな可能性を開花させることができる |
盲点の窓 | ・自分では気づいていないが、周囲から高く評価されている特性 ・新たな可能性を発見し、成長に繋げるチャンス |
未知の窓 | ・自分も周囲も知らない潜在的な特性 ・チャレンジ精神を持って探求することで、新たな強みを発見できる |
ジョハリの窓で自己分析を行うことで、自分と他人との認識のズレを理解することができ、自分の本当の強みや潜在的な強みが分かるようになります
自己分析のフレームワーク3:マインドマップ
マインドマップとは、『頭の中にあるアイデアや情報を、蜘蛛の巣状に書き出すことで可視化する思考の地図のようなもの』です
自己分析を行ったマインドマップの例は以下になります
マインドマップを描くことで、思考の整理ができ、やるべきことが明確に見えてきます
自分の強みや特性を把握する上でも役に立ちます
マインドマップを自分で作成するのは大変ですので、以下のようなツールを使いましょう
- Mindmeister
- XMind
- EdrawMind
- GitMind
ちなみに上の図は『GitMind』のAI機能を使って、自己分析を自動作成したものをそのまま載せています
私は無料で制限が少ない『GitMind』を使っています
スキルの選び方STEP2:行動範囲を広げる
『リスキリング』におけるスキル選びには行動範囲を広げることが非常に重要です
今まで会社の中に閉じこもっていた人にとっては、そもそも世の中にどんなスキルやキャリアがあるのかを知らないという問題が有ります
知らなければ当然選択肢は少なくなります
もしかしたら自分にとって天職と思えるようなスキルが存在するのに、それに一生出会えないというのは非常にもったいないことです
また、自分の職場以外での活動、普段関わらない人たちとの交流は自分に新しい価値観をもたらしてくれます
行動範囲を広げることは新たな自分を発見することができます!
行動範囲を広げる方法
行動範囲を広げる具体的な方法には以下のようなものがあります
- 情報収集
- サービスや製品を体験
- いつもと違う行動をする
- コミュニティに参加
それぞれについて見ていきましょう!
行動範囲を広げる方法1:情報収集
世の中のスキルやキャリアことをもっと知るために情報収集を行いましょう
情報収集の方法はさまざまなものがありますが、おすすめは自動で情報が配信されるような仕組みを作ることです
普段忙しい毎日を送っていると、情報収集もサボりがちになってしまいますが、情報収集を仕組み化することで、決まった時間に自分の興味のある内容が届くので、情報を見る習慣が身につきます
以下の記事で情報収集の方法について詳しく解説をしていますので興味があればご覧ください
行動範囲を広げる方法2:サービスや製品を体験
世の中で使われている製品やサービス、デジタルツールなどに触れてみましょう
今は無料でトライアルできるサービスも多くありますので気軽に試すことができます
新しい体験を通して、以下のようなことの理解を深めることができます
- 流行っている理由
- ビジネスモデル
- 関連するスキルや職種
新しい体験は、将来のスキルを探すうえでのヒントになります!
行動範囲を広げる方法3:いつもと違う行動をする
いつもと違う行動を取って、行動範囲を広げてみましょう
例えば、以下のような行動です
- いつもと違う道で帰る
- 飲食店でいつもと違うメニューを頼む
- 行ったことのないお店に行く
- やったことのない娯楽を試す
人間は一度成功したことを繰り返す習性があるので、その殻を自分で破っていくのです
普段から違う行動を取ることを心がけていないと、いつもの行動範囲にとどまってしまいます
まずは小さなことでも良いので、普段と違う行動を取って、習慣を作ることが大切です
行動範囲を広げる方法4:コミュニティに参加
会社以外のコミュニティに所属することも自分の可能性を広げる上では大切です
会社の中にいる人達は良くも悪くもその会社の文化やスキルに染まっているので、新しいことに気づくチャンスは多くありません
社外のコミュニティに参加することで、自分にはない観点や価値観に気付くことができます
リアルで参加する時間も余裕もない方は、SNSやオンラインサロンなどのオンライン上でコミュニティであれば気軽に参加できるはずです
勇気を出して行動することが、自分に合ったスキルを見つけるうえでも大切ですね!
スキルの選び方STEP3:スキルを見つける
それではスキルを見つける方法について見ていきましょう!
ここでは、以下をかけ合わせて自分に合ったスキルを探していきます
- STEP1 の自己分析の結果
- STEP2 で行動範囲を広げることで出会ったデジタルスキル
会社員の方が『リスキリング』を始める場合は、いきなり全く新しいスキルのみで挑んでいくと、社会的地位や収入にとって不利になるリスクがあります
ですので、今の自分のスキルや経験、特性を活かしつつ、今後成長するであろうデジタル分野のスキルとかけ合わせることがベースとなる考え方です
以上のことを踏まえ、3つのスキルの見つけ方について共有していきます
- 得意なこと × スキル
- 好きなこと × スキル
- 働き方 × スキル
スキルの見つけ方1:得意なこと × スキル
まずはじめは、得意なことからスキルを見つける方法です
すでに自分が持っているスキル、強み、特性などデジタルスキルをかけ合わせて考えます
例えば以下のようなイメージです
- 長年営業一筋でやってきて顧客のニーズを理解している人が、インサイドセールスのスキルを身につける
- 経理でExcelから基幹システムへの入力業務を効率化するためにRPAスキルを獲得する
- 売上データの分析を行っているが、予測精度を上げるためAI・機械学習について学ぶ
みなさんが業務で困っていることや課題があるはずです
「それらを解決するためのデジタルテクノロジーはないか?」という視点で考えると見つけやすいでしょう
この探し方は今の仕事を続けながらステップアップできるので以下のような方に向いています
- 安定収入を得ながら新しいスキルを身につけたい
- 新しいスキルを会社の中で発揮していきたい
- 今の業務をデジタルテクノロジーで改善したい
また、会社の中にまだ自分が習得したいスキルを持っている人がいなければ、自分が第一人者としての地位を獲得できるので、そこから新たなキャリアが築ける可能性もあります
世の中にスキルを持っている人がたくさんいても、会社というクローズドな環境であれば一番になれます
スキルを身につけてから、転職するとゼロから自分を理解してもらう必要がありますが、今いる会社であれば影響力をそのまま活かすことができます
私はMicrosoft365系のツールをいじっていたら一番使えるようになっていました(笑)
スキルの見つけ方2:好きなこと × スキル
好きなことは続けやすいですし、モチベーションも維持しやすいですので、好きなことを軸に『リスキリング』のスキルを見つけることも良い方法です
好きなことであれば、やりたくないことや興味がないことを学ぶよりも学習効率も上がります
自己分析で理解した、自分の原動力となるもの、自然と活力が湧いてくることとデジタルスキルの関連性を考えてみましょう
例えば以下のようなことがあげられます
- 自分で組み立てたり、動作させたるするのが好きなのでプログラミングを学習する
- プライベートの動画編集にハマっているので、それを発展させて専門的な動画編集のスキルを身につける
- レイアウト、デザインを考えることが好きなのでWebデザインのスキルを学ぶ
好きなことに関するスキルを習得することは、以下のような方におすすめです
- 好きなことで生きていきたい
- お金よりもやりたいことを重視したい
- 副業からはじめてみたい
多少チャレンジングな目標だとしても、長い人生を考えるっとやってみる価値はあります
好きなことでお金を稼げたら幸せですね!
スキルの見つけ方3:働き方 × スキル
こんな働き方がしたい!という自分の理想の働き方のスタイルからスキルを見つけることも良いでしょう
コロナ禍以降リモートワークが普及し、働き方も多種多様になってきています
時間や場所に縛られず、各地を転々と旅しながらPCを1つで仕事するなんて人も出てきています
逆に、リモートだと孤独感を感じる、対面じゃないとやる気が出ない、と言う人もいるでしょう
人それぞれ求める働き方のスタイルは違いますので、自分が望む働き方を軸に考えてみると、良いアイデアが浮かんでくるかもしれません
例えば、対面で話しながら仕事をしたい人は、デジタルテクノロジーを理解した上で企画・調整・管理するような、以下のような職種が該当します
- プロデューサー
- ディレクター
- プロジェクトマネージャー
リモートで仕事をしたい人は、デジタルスキルを発揮し成果物を収めるような、以下のような職種が該当します
- エンジニア
- デザイナー
このように自分が求める働き方のスタイルからヒントを得てスキルを考えてみるのも一つの手です
ロールモデルを知ることは、スキル選択に役立つ
ロールモデルとは、『仕事やキャリアを考える上で考え方や行動のお手本となる人』のことです
ロールモデルを知ることで、自分がこれから身につけようとしているスキルやキャリアについての実態を知り、ギャップを埋めることができます
キャリアチェンジしてから「思っていたのと違う・・・」と後悔しないためにも、予め見定めておくことが大切です
もし、興味があるスキルやキャリアが見つかったのであれば、ロールモデルを探してみましょう!
社内にロールモデルとなる人がいればその人でも良いですし、近くにいない場合はSNS上で探してみるのもよいでしょう
また転職サイトや会社の口コミサイトでも情報は得られるかもしれません
ただし、ネット上の情報は鵜呑みにせず、多方面から確認しましょう
そしてロールモデルについて、以下のような情報を調べてみます
- 業務内容
- 勤務時間
- ライフスタイル
- やりがい
- ストレス
- 収入
可能であればロールモデルにインタビューしてみるのが一番良いです
直にその仕事の感想を聞くことはとても貴重ですし、アドバイスをを受けられるかもしれません
ある程度スキルについての目星がついたら、ぜひともロールモデルを調べてみましょう
まとめ
今回は『リスキリングで失敗しないスキルの選び方』についてご紹介いたしました
これからリスキリングを始める方にとって、スキル選びは悩ましい問題です
スキルを選ぶためには一人で悩んでいないで、まずは行動を起こして色々なことに触れてみることが大事です
ぜひ今回の内容を試してみて、自分が身につけたいスキルを見つけてみましょう!
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