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会社にバレない⁉忙しいあなたでもできる勤務中のリスキリング方法

会社にバレない?忙しいあなたでもできる勤務中のリスキリング方法

会社で働きながら個人でリスキリングに取り組む方にとっては、リスキリングに取り組む時間を確保するのはなかなか難しい課題です

残業してから家に帰り、夕飯を食べてお風呂入って・・・

と、やっている間に使える時間はどんどん削られていきます

そんな方は、勤務中でもリスキリングに取り組んでみましょう

もちろん、勤務中なので好き勝手学習するわけにはいきません

ですが、考え方や工夫次第では勤務中もリスキリングできないことはないです

専門的なスキル(ハードスキル)を学習するというのは少し難しいですが、

  • デジタルリテラシーのような基礎的なスキル
  • ソフトスキルと呼ばれる性格特性や行動に関わるスキル

のようなものは勤務中でも獲得できます

今回は、私も実践している『勤務中のリスキリング方法』を紹介します

忙しい方こそ身につけてほしいテクニックになりますので、ぜひともご覧ください〜

執筆者情報

ときすけ

  • 30代会社員 & 副業ブロガー & 二児の父
  • 工場勤務からリスキリングした経験有り
  • ゼロからリスキリングを学べる情報を発信
  • Microsoft365系アプリ、生成系AIが得意
  • 社内のDX人材育成に従事
もくじ

デジタルリテラシーの向上

デジタルリテラシーは、

デジタル技術を十分に理解し、適切に活用することができる力

のことで、リスキリングする上で基礎となる重要なスキルです

勤務中でもデジタル技術に触れたり、デジタル技術によって課題解決ができるシーンがあるはずです

そのようなチャンスを前に、

  • 自分にはできない
  • 関係ない

と諦めるのではなくて、

  • 興味を持って調べてみる
  • 活用しようと努力する

というようなマインドを持つことが大切です

ここでは業務の中でデジタルリテラシーが向上できる3つのケースに付いて紹介します

デジタルツールを業務で活用する

みなさんの会社の中にも様々なデジタルツールがあると思います

普段から使っているものもあれば、全く使ったことがないものや一部の機能だけしか使っていないような、活用しきれていないツールもあるでしょう

新しくツールを導入するというのは、時間もコストもかかりますので、まずはすでにあるものを最大限に活用することを考えてみてはいかがでしょうか?

例えば、会社のWindowsのPCでMicrosoft 365のサブスクリプションを契約しているのであれば、馴染みのあるOfficeソフト以外にも様々なアプリケーションを利用できます

  • RPA(業務自動化)のPower Automate
  • BIツール(データ分析・ビジュアル化)のPower BI
  • チームサイトやポータルサイト作成ができるSharePoint
  • ローコードアプリ開発ができるPowerApps

など、他にもたくさんのアプリケーションが用意されています

このような追加投資なしで使えるアプリの中から、自分の業務で困っていることや課題解決に繋がりそうなものに取り組んでみると良いと思います

自分にとってメリットがあるツールであれば頑張って覚えようというモチベーションになるからです

MicrosoftでなくてもGoogle Workspaceや会社が許可しているのであれば無料のソフトウェアなどでもOKです

新しいツールを使うこと自体が刺激になりますし、最近のツールのUI(ユーザーインターフェース)を理解する上でも役に立ちます

自分の業務効率化にもつながるため一石二鳥です

普段慣れ親しんだツールばかり使うのではなく、一歩踏み出していろいろなツールを触ってみると、デジタルリテラシーが向上し、リスキリングへとつながっていきます

データ活用をする

データに関する理解を深めることも、リスキリングにはとても重要です

インターネットやIoTの普及により、現在では以下のようにいたるところでデータが蓄積されています

  • 売上/販売データ
  • 顧客の購買履歴
  • ウェブサイトの行動ログ
  • 従業員の業務データ
  • 工場の生産ライン稼働データ
  • 交通量や渋滞データ
  • IoTセンサーのデータ

それに伴い、これらのデータから仮説を立てたり、問題を分析したりするデータ活用のスキルが注目されています

会社の中では未だに勘や経験に基づく意思決定を行っていることも多いのではないでしょうか?

現代は不確実性で予測ができない時代です

過去の経験則が当てはまらないことも多くありますので、データに基づく定量的な意思決定をすべきです

みなさんの身の回りにどのようなデータが存在するか調べてみましょう

そして、自分が普段行っている業務の判断材料や根拠に活かせないか、様々な切り口でデータを分析してみるのです

最初は特に高度な分析はできなくても、平均値や中央値を出したり、カテゴリごとに層別したり、で良いと思います

まずは定性的な判断ではなく、定量的な判断をできるようになることから始めてみましょう

そして徐々に、

  • データの種類と特徴を理解する
  • データの収集と分析方法を学ぶ
  • データの可視化方法を学ぶ

のようなデータリテラシーを獲得するステップを踏んでいけば良いと思います

生成系AIを使う

デジタルリテラシーを身につける上でも、Chat GPTのような生成系AIは見逃せない存在となっています

会社のポリシーによっては情報漏洩を危惧して禁止としているところもありますが、許可されているのであればぜひ活用してみましょう

MicrosoftはCopilotというAIアシスタントをOfficeに組み込む計画です

今後はAIに指示しただけで、PowerPointのスライド作成やExcelの表計算からデータ分析まで行ってくれるようになるでしょう

その時に生成系AIを使える人と使えない人では大きな差が生まれるはずです

生成系AIを使うこと自体は命令するだけですので簡単ですが、ほしい回答を得るにはコツがあります

プロンプトエンジニアリングとも呼ばれていますが、効果的に生成系AIから回答を引き出すのもスキルになります

生成系AIのような新しいテクノロジーの情報をキャッチアップし、自分でも試してみることがデータリテラシーの向上には不可欠です

ソフトスキルの獲得

ソフトスキルとは、

コミュニケーションスキル、リーダーシップ、問題解決力、思考法など、性格特性や行動に関わるスキル

です

ソフトスキルは性質上資格や数値で表すことが難しいスキルです

ソフトスキルはある特定の分野のスキルではなく、社会人であればどの会社へ行っても役立つスキルとなります

これから紹介するリスキリングに関わるソフトスキルは、普段の業務の中でも意識することで身につけることができる思考法です

デザイン思考

デザイン思考とは、

商品やサービスを利用するユーザーの視点から課題を見つけ、解決策を考える思考法

です

日本は昔から三現主義(現場・現物・現実)のように、現場でのモノづくりを得意としてきました

しかし、その結果ガラケーのように多機能だけど、直感的に使いにくい製品が生まれてしまうのです

iPhoneが登場した当初は、「タッチパネルは指紋がつくから使わない」と、前評判はすこぶる不評でした

しかし、現在ではほぼ全員がタッチパネル付きのスマートフォンを使用しています

このようなユーザーも気づいてないニーズ(インサイト)を考えるにはデザイン思考が必要です

  • どうやったら相手にとって使いやすいだろうか?
  • ユーザーが求めているものは何だろうか?

ということを常に考えながら仕事をすることでデザイン思考が養われます

また普段から製品やサービスがなぜ流行っているのか?という理由について深く考察することも大切です

商品やサービスを作る立場じゃなくても、

  • 相手にわかりやすいマニュアルを作成する
  • 相手に行動を起こさせるためのレポートを作成する

のような場面でもデザイン思考を発揮できます

普段からデザイン思考を自分の業務に活かしてみてはいかがでしょうか?

アジャイル思考

アジャイル思考とは、

小さなサイクルで素早く改善を繰り返しながら目標に近づいていく思考法

です

従来のような計画をしっかり立てて、ミスをしないように進めるやり方では、予測不能な今の時代に対応できません

正解が分からないのですから、小さくトライ&エラーを繰り返すほうが結果的に早く進みます

普段の業務の中でも、新しい取り組みなどは計画に時間をかけるのではなく、まずは試してみることを心がけてみてください

試した結果どうだったのか?を受けて、また改善して試していくと求めている結果に近づけるはずです

ゼロベース思考

ゼロベース思考とは、

過去の経験や常識、固定観念にとらわれず、ゼロから物事を考える思考法

です

白紙の状態から問題に向き合うことで、創造的なアイデアを生み出すことを目指します

ビジネス環境は複雑に変化しますので、課題には様々な要因が絡み合っています

  • 問題解決の糸口が見えない
  • どこから手を付けてよいか分からない

というときに、ゼロベース思考を用いると革新的な解決策が生まれるかもしれません

私たちは普段決められた仕事ばかり取り組んで、ゼロから考えることにはあまり慣れていません

時には脳みそに負荷をかけてゼロから考えることも大切です

ハードスキル獲得にチャレンジ

ハードスキルとは、

語学、プログラミング、データ分析などのような専門的なスキル

です

資格や技術、専門知識など定量的に評価しやすいスキルとなります

自分の会社の仕事と関係のあるハードスキルであれば、勤務中もリスキリングができますが、関係ないものであれば難しいかもしれません

しかし、可能性はゼロではないと思いますので、自分の今の業務で部分的でも良いのでハードスキルを発揮してみることを検討しても良いと思います

例えば、Webマーケティングのハードスキルをリスキリングで獲得中の方が、自部署のプレゼンス向上のために情報発信をしてみる、のような具合です

もちろん業務として行うので上司の同意は必要になりますが、相談しだいでは受け入れてくれる可能性もあると思います

せっかく獲得したスキルですから、発揮しないのはもったいないですし、発揮することでリアルなフィードバック燃えられますので成長が加速します

可能性があればという前提にはなりますが、自分の今の業務でもハードスキルを活かすことを模索してみるのも良いと思います

スキマ時間もリスキリング

通勤時間や休み時間などのスキマ時間でもリスキリングができますので、ぜひとも利用したいものです

通勤時間の移動中であれば、ポッドキャストなどの音声メディアでながら聞き学習ができます

昼休みは本や電子書籍、動画などで学習できるでしょう

状況によってケースバイケースですが、忙しい私たちが少しでも学習効率を上げるためには、このようなスキマ時間の活用が不可欠です

色々な誘惑が有り、最初は辛いかもしれませんが、習慣化することが大切です

習慣化については以下の記事でも解説しています

会社の教育制度を利用する

福利厚生でEラーニングなどオンラインで自由に学べるサービスを会社で契約している場合もあると思います

勤務中の学習が許可されているかは会社によると思いますが、もし可能であればであれば積極的に活用しましょう

またセミナーや集合研修のように短期集中で学習できるチャンスが有れば、これも活用しない手はありません

自分の業務とあまりにもかけ離れていたら許可されない場合もあると思いますが、ソフトスキルなどの汎用的スキルや新しいテクノロジーのトレンドなどであれば比較的許可されやすいでしょう

『物は言いよう』ですので、自分の思いや業務へのメリットを打ち出せば理解してくれるかもしれませんので、ダメ元で言ってみると良いと思います

このような制度は自分のために利用しないのは損ですので、使えるものは使うという精神も時には大切です

おわりに

今回は『勤務中のリスキリング方法』についてご紹介させていただきました

勤務中でも考え方によってはリスキリングができないわけではありません

自分の貴重な時間を最大限に活かすためにも、勤務中でもスキルを高める思考は忘れないようにしたいものです

自己実現のための手段と割り切って、勤務中もできる限りリスキリングに取り組みましょう!

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