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リスキリングで挫折しない!一番最初に身につけるべき2つのマインドセット

リスキリング初心者が挫折しない!必ず身につけたいマインドセット
あこ

失敗したくないし、新しいことにチャレンジするのって大変!どうしたら自分を変えられるのでしょうか?

このようなお悩みを解決していきます!

この記事で得られること
  • 新しいものを受け入れ、前向きに行動できる一生使えるマインドセットが手に入ります
  • 挫折しないで『リスキリング』を続けられるようになります

『リスキリング』の取り組みは、新しいものを受け入れ、時には今までの自分を否定しなくてはなりません

現状維持を正とする会社員マインドのままでは失敗してしまいますので、精神面から自分を作り変えていくことが必要です

ときすけ

私も今回のマインドセットを身に着けてから、自分で行動できるようになりました!

執筆者情報

ときすけ

  • 30代会社員 & 副業ブロガー & 二児の父
  • 工場勤務からリスキリングした経験有り
  • ゼロからリスキリングを学べる情報を発信
  • Microsoft365系アプリ、生成系AIが得意
  • 社内のDX人材育成に従事
もくじ

マインドセットとは?

マインドセットを簡単に言うと、『物事に対する心の持ち用』のことです

コップに水が半分が入っていたとして、どのようにで捉えるかはマインドセット次第で決まります

あと半分しかない

まだ半分もある

マインドセットを形成する要素には以下のようなものがあります

  • 過去の経験
  • 教育
  • 育ってきた環境
  • 個人的な先入観

マインドセットは次のよう、人間をPCに例えるとわかりやすいかもしれません

  • マインドセット = OS(オペレーティングシステム)
  • スキル =アプリケーション

どんなに優れたアプリケーション(=スキル)をインストールしても、OS(=マインドセット)が古くては上手く動きません

自分のOSであるマインドセットは常に最新版にアップデートしておく必要があります

ときすけ

マインドセットによって人生が決まると言って良いくらい超重要です!

『リスキリング』に必要な2つのマインドセット

『リスキリング』を始めるうえで身につけたい2つのマインドセットは以下です

『リスキリング』に必要なマインドセット
  • アンラーニング
  • 正解思考を捨てる

この2つのマインドセットは私の経験上『リスキリング』を挫折しないで続けるには、必須のマインドセットとなります

詳しくはこの記事の中で解説していきますので、ぜひ身につけていってください!

必要なマインドセット1:『アンラーニング』

『アンラーニング』とは?

『リスキリング』を始める時に、一番初めに意識すべきことが、『アンラーニング』です

アンラーニングとは、『過去に習得した知識やスキル、価値観の中で不要なものを捨て、新しく受け入れる態勢を整えること』です

新しいものを受け入れるのに邪魔な知識や価値観は捨て、これからも必要なものは残すという、取捨選択をすることが『アンラーニング』です

中国の言葉に、

古いものが去らないと、新しいものは来ない
 旧的不去, 新的不来(jiù de bù qù , xīn de bù lái)

というものがありますが、まさに『アンラーニング』を表しているように思います

ときすけ

私は以前中国に行っていました

自分が大切にしてきた価値観や長い間培ってきたスキルを捨てるのには勇気がいりますし、喪失感も伴います

「手放したくない!」という気持ちは十分に分かりますが、古いもので自分が縛られていると、新しいものが受け入れられず、変わることができません

誰もが自分を変えたいと言う気持ちを持っているはずです

自分を変える一つの手段として、冷静かつ丁寧に『アンラーニング』を進めることが大切です

『アンラーニング』は中高年社員にとっては難しい

『アンラーニング』はベテラン社員になればなるほど難しくなります

長い間会社員として培ってきた、成功体験やプライドが邪魔をして、新しいものを否定・拒絶してしまうからです

会社の中で長年培ってきた知識や経験はもちろん貴重なものです

しかし、『リスキリング』を行うためには、『アンラーニング』を行って、凝り固まった考え方をほぐし、新しく受け入れる下地を作ることが必要となります

『アンラーニング』を進める3つのステップ

『アンラーニング』は以下の3つのステップで進めていきます

『アンラーニングの進め方』
  • 受け入れられない自分を『認識』
  • 自分自身を振り返る『内省』
  • 捨てる / 残す を決める『取捨選択』

それでは詳しく見ていきましょう!

アンラーニングのSTEP

受け入れられない自分を『認識』

『アンラーニング』を進めるためには、まず『受け入れられない自分』を認識することが大切です

客観的に自分を洞察し、次のような自分がいないかどうかを注意深く見てみましょう

  • 新しいものを受け入れようとせず、自分には合わないと決めつけている
  • 新しいもの否定し、粗探しをしている

斜に構えて、「どうせ◯◯なんでしょ?」という言葉が自分から出そうになったときは、『受け入れられない自分』が出てきたサインです

あこ

私も知らないうちに新しいものを否定しちゃってるかも!

アンラーニングのSTEP

自分自身を振り返る『内省』

受け入れられない自分はどこから来るのか?自分自身を振り返ることが内省です

  • 昔は良かったというノスタルジー
  • 過去の武勇伝
  • 現状を変えたくない気持ち
  • 楽したいという気持ち

新しいものを否定しまうことの多くはこのような感情から来ています

なぜこのような気持ちなるのか、これらは自分にとって本当に重要なのか、冷静に向き合っていきましょう

内省が難しい場合

内省を行うことは、自分一人だけでは難しい場合もあります

その時は、普段関わりのない人たちと交流するなど、刺激を与えるように心がけてみましょう

どこかに足を運ぶのに抵抗があるのであれば、まずはYouTubeなどで自分と違う価値観を持った人の情報発信を聞いてみるのも良いかもしれません

第三者の意見を取り入れることで、自分に対してまた違った見方ができるようになるはずです

アンラーニングのSTEP

捨てる / 残す を決める『取捨選択』

内省ができて、新しいものが受け入れられない要因に向き合えたのなら、『取捨選択』を行います

  • 現在のビジネス環境
  • 身につけるべきスキル
  • 解決したい問題
  • 目指すべき姿

以上のことから、何を残して、何を捨てるか、を明らかにしていきます

捨てるべきと理解しても、長年大切にしてきた価値観はなかなかリセットできませんし、自分を変えていくことはとてもストレスのかかる作業です

ここでもやはり、第三者の意見やアドバイスをもらうことが大きな助けになります

特に、『リスキリング』をして変わることができたという経験がある方の意見は、自分の将来像や希望が見えてくるので非常に効果的です

取捨選択に悩んだら、第三者の意見も取り入れてみましょう!

必要なマインドセット2:正解思考を捨てる

正解思考とは?

正解思考とは、『「世の中には必ず正解がある」と思い込んでしまう思考や行動のクセ』のことです

もちろん、正解を探そうとすること自体は悪いことでは有りません

しかし、他力本願的に「世の中にはきっと正解がどこかにあるはず!」と思ってしまうのは危険な考え方です

最近のSNS、メディア、広告などでは次のような、あたかも答えが1つしかないように勘違いさせるような情報をよく見かけます

  • 〇〇と言えば△△!
  • 〇〇こそが勝ち組
  • 〇〇をマネするだけでOK
  • 〇〇こそが最強

セールストークとして効果があるというのは分かりますが、「〇〇であるべき」というような文脈でものごとを考えすぎではないでしょうか?

そもそも他人と自分は全然違う生き物です

性別、年齢、職業、出身地、価値観、スキル、環境、趣味、嗜好

など、全く同じ人は存在しません

現代は、バックグラウンドが多様・複雑になっていますので、100人いれば100通りの正解が存在するべきです

確かに思考停止のほうが楽ですし、失敗をしたくないので、テンプレートや成功事例に頼りたくなる気持ちは分かります

しかし、AIなどのテクノロジーの発展で劇的に変化している今の時代は、自分で考えて答えを見つける力にこそ価値があります

一昔前までは正解思考でも通用しましたが、今は正解思考でいるデメリットのほうが大くなってきています

正解思考が刷り込まれている3つの理由

私たち日本人に正解思考が刷り込まれている理由は以下の3つです

正解思考刷り込まれている理由
  • 日本の教育
  • レールの敷かれた人生
  • 規則やルールに縛られている

それぞれについて見ていきましょう

正解思考が刷り込まれている1:日本の教育

正解思考が刷り込まれている理由の一つが日本の教育です

私たちは、小さい頃から模範解答以外は受け入れられないような環境で育ってきました

問題を解くプロセスでさえも細かな指定があり、模範解答に近いことが評価されます

子供の独自の発想や意見というものにはあまり見向きもされず、むしろ排除される対象です

このような教育を受けてきた私たちは、「正解はどこかにある」、「正解は1つしかない」、という思考に陥ってしまうのです

これでは、自分で考える力も育ちませんし、未知の問題に直面した時にどうして良いかわからなくなります

ときすけ

私も授業中に自分の意見を否定されて嫌な思いをした経験があります

正解思考が刷り込まれている2:レールの敷かれた人生

多くの日本人はレールの敷かれた人生を歩むことが正しいという固定観念があるような気がします

もちろん、受験、就職、結婚、など人生には様々な分岐点があります

しかし、一度分岐点を超えると、基本的にはレール沿って生きなくてはならず、なかなか再起を許してくれません

以下のような、日本特有のシステムが悪く作用していると考えられます

  • 学歴主義
  • 新卒至上主義
  • 年功序列
  • 終身雇用

受験や就活のような、たった一度のイベントで人生が決まってしまうのです

私たちはこのようなシステムが当たり前になって、何の疑問も抱かないようになってしまっているのでしょう

敷かれたレールの上を歩くことが正しいと考えてしまう、思考停止状態が正解思考を引き起こしていると言えます

あこ

私も自分にしょうがないって言い聞かせているような気がします

正解思考が刷り込まれている3:規則やルールに縛られている

規則やルールに縛られていることも正解思考を植え付ける理由の1つです

学校や会社などの組織にいると、規律を乱さない、効率上げるなどの理由で、先人たちが作った規則やルールが存在します

ルールや規則の存在自体はあって然るべきですが、今の時代や環境に合わず陳腐化していることもよくあります

  • 今までそうしてきたから
  • 他の人もそうやってるから
  • ルールを守ることが正しいことだ

という風に何も疑いもせず、盲目的にルールを遵守しているだけになっていないでしょうか?

規則やルールは大切ですが、それらを重んじる環境に長くいると、自分で考えることをしなくなり、正解思考がインストールされていきます

正解思考を捨てるべき理由

正解思考の最大のデメリットは、行動できなくなることです

現代はVUCA時代と呼ばれる、目まぐるしく変化する、先行きの見えない時代です

新しいテクノロジー、新しい常識が次々と誕生し、私たちの生活やビジネスの環境は多様かつ複雑になってきています

未知の問題に直面した時に今までと同様のプロセスで正解を探そうとするとどうなるでしょうか?

きっと正解を探し出せずに、身動きが取れなくなってしまうでしょう

『リスキリング』も同様です

  • スキル
  • 学習方法
  • ツール
  • キャリア

以上のようなことを選択する時に、「こうするべきだ」「こうじゃなきゃいけない」というものを探していたらいつまで立っても前に進めないでしょう

いくら、知識やノウハウ、スキルを持っていても、行動できなければ意味はありません

行動でできなくさせてしまう正解思考は、今の時代は捨てるべきなのです

ときすけ

行動にこそ価値があります!

正解思考を捨てる4つのコツ

正解思考を捨てるためのコツは以下の4つになります

正解思考を捨てるコツ
  • とりあえずやってみる
  • スモールスタート
  • 自分なりの基準を持つ
  • 正解はないと割り切る

それぞれについて詳しく見ていきましょう

正解思考を捨てるコツ1:とりあえずやってみる

いちばん大切なのは『とりあえずやってみる』の精神です

正解がないのですから、悩んでても一向に前に進みません

まずはやってみて、それから考えればよいのです

迷ったり、悩んだりしている時間があれば、片っ端から試してみましょう!

やってみた結果、

良かったのか?悪かったのか?

合うのか?合わないのか?

自分なりに出した答えを次につなげていく方が物事が早く進みます

また、一度決めたからと言ってやり続ける必要はなく、何度も方向転換してもOKです

正解はないのですから、状況の変化に合わせて臨機応変に対応するほうが大切です

『とりあえずやってみる』という精神を忘れないようにしましょう!

あこ

Let’s Try ですね!

正解思考を捨てるコツ2:スモールスタート

『とりあえずやってみる』といっても、失敗やリスクが怖いという気持ちが先行して、メンタルブロックになってしまうことも多いでしょう

そういうときは、スモールスタートではじめてみるのが良いです

確かにいきなりお金や時間をかけて行うのでは、ダメだったときの損失が大きくなります

新しいことを始める時に、今は無料トライアルや少額で体験できることも数多くありますので、これらを上手く利用しましょう

やってみないとわからないのですから、できるだけ小さく試し、もし続けられそうならもう少し大きくしてみる、というような具合でスモールスタートで始めればリスクは最小化できます

ときすけ

試すだけなら失うものは大してないです。それよりも得るもののほうが大きいのでどんどんチャレンジしましょう!

正解思考を捨てるコツ3:自分なりの基準持つ

正解思考を捨てるためには、自分なりの基準を持つことも大切です

正解思考に陥っている状態は、他人が決めた基準や価値観に従って物事を判断している状態とも言えます

他責思考的に、Aさんが言っていたから、Bさんが決めたから、という言い訳ばかりしていたら、自分にとっての正解を導き出すことはできません

重要なのは、自分がどう感じたか、自分にとって価値があるのか、ということです

今は情報過多の時代ですし、人々が持っているバックグラウンドも価値観も人それぞれです

自分の軸をしっかりともっていないと情報に惑わされてしまうでしょう

ときすけ

自責思考を持つことも大切です!

正解思考を捨てるコツ4:正解はないと割り切る

はじめから、『この世のどこにも正解などない』と考えることも、正解思考を捨てるコツです

VUCA時代ではそもそも正解など誰もわからないのですから、正解を探せば探すほどストレスになります

はじめから正解はないと考えてしまえば、自分で探すことに集中できますし、気持ちも楽になります

「正解は自分で探し出す」という気持ちで何事も望んでいきましょう!

あこ

なんだか前に進めそうな気がしてきました!

まとめ

今回は、リスキリング初心者が必ず身につけるべき、2つのマインドセットについて解説させていただきました

  • アンラーニング
  • 正解思考を捨てること

これらのマインドセットを身につければ、リスキリングに挫折せずに続けられるはずです

また、これからの人生を生き抜くうえでもかならず役に立つと思います!

ぜひこれらのマインドセット』を習得し、『リスキリング』に取り組んでにてください!

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