【迷子のあたなへ】やりたいことが見つかる5つのアプローチ

【迷子のあたなへ】やりたいことが見つかる5つのアプローチ

やりたいことが見つからない・・・

仕事やキャリアを考える上で、このような悩みを抱えている人は多いはずです

今は複雑な時代でできることの選択肢が増えており、『やりたいこと』を見つけるハードルも高くなっています

私も40歳手前になってやっと『やりたいこと』が見えてきたという感じです

「見えてきた」というレベルで、私も「これだ!」というものが完全に分かっている訳では有りません

でもそれで良いのです

『やりたいこと』は、様々な経験を通して変化しても良いものですし、1つに絞る必要は全くありません

重要なのは、「自分はこれをやりたいんだな」と腹落ちして前に向かって行動できることです

今回は、やりたいことが見つけられない方に向けて、『やりたいことが見つかる5つのアプローチ』を紹介します

もくじ

やりたいことを見つけられない3つの背景

まずはなぜやりたいことが見つけられないのでしょうか?

それはあなたが悪いのでは有りません

やりたいことを見つけられない3つの背景について私なりの考えを紹介します

①選択肢が多すぎる

原始時代の人間の仕事はほぼ狩りをすることしか有りませんでした

しかし、文明が発達するにつれて、農業をするようになり、通貨が生まれて商売を始めたり、様々な仕事が増えていきました

産業革命以降爆発的に新しい職業が増え、コンピューターの登場で人々の仕事スタイルに大きな変化が起きます

現在ではAIを代表するような新しいテクノロジーが次々に登場し、そのたびに新しい仕事も増えていきます

そして、現在の日本の職種は1万7000種類と言われています

厚生労働省所管の独立行政法人「労働政策研究・研修機構」の調査によると、日本にある職種の数はなんと 約1万7000種類以上!

引用:日本に職業の種類がいくつあるか知ってる?職種の一覧とこれからの需要をチェック!|オンスク.jp

文明が発達する以前のように、選択肢が少なければここまで迷う必要はなかったかもしれません

また、以前は家業を継いだり、江戸時代のように身分で仕事が決められていたりと、そもそも選択の余地がないこともありました

今は選べる分幸せなことでもありますが、『やりたいこと』が分からないという悩みが増えるのは当然のことです

②夢を追い続けろという謎の風潮

私たちには『夢や目標を決めて諦めずに努力することが正しい』、という固定観念が植え付けられているような気がします

一部の頑張って成功した人の成功体験が、学校教育やドラマ、スポコンアニメなどで語られているせいでしょうか?

小学校の卒業文集で強制的に夢を書かせるのもどうなのかと思います

成長のペースは人それぞれですし、社会と触れ合う機会が少ない子供は、そもそもやりたいことや夢なんて分かるはずがありません

子供だってバカじゃありませんから、自分の知っていること、好きなことなどからなりたい職業を忖度して書きます

ですが、その職業の大変さや付随して発生する他の仕事などマイナスな部分は想像できません

その職業が実は好きではない、やりたくない、ことかもしれません

そのような状況で、強制的に夢を書かせて、それに向かって頑張れと応援することは、私は酷なことだと思います

このような考えに縛られ、一度決めたことをやり続けなければならないんだと勘違いしていると、自分の本来の『やりたいこと』が見つけられません

私は夢は『サラリーマン』になることと書いた気がします。父親が『サラリーマン』なだけで、どんなものか全く理解していませんでした(笑)

③本心を押し殺すことを強いられる

日本人には

  • 周りに合わせること
  • 自己主張をしないこと

が処世術としてプログラミングされています

本当はやりたくない、他のことがしたいのに言い出せないなんてことは良くあります

また周りの人からの期待も自分を押し殺す要因となります

例えば親が

  • 医者になって欲しい
  • プロ野球選手になってほしい

と自分の達成できなかった夢を子供を使ってリベンジするケースもよくあることです

自分以外の人が幸せなら良い、それが自分の幸せなんだ・・・」

と思っていませんか?

このように本心を押し殺していたら、自分の『やりたいこと』を見つけられるはずは有りません

ですが、このような状況を強いられている方も多くいるはずです

やりたいことを見つける5つのアプローチ

①自己理解をする

まずは自己理解が大切です

  • 好きなこと
  • 嫌いなこと
  • 得意なこと
  • 苦手なこと
  • ワクワクすること
  • コンプレックス
  • 大切なこと
  • いらないこと
  • 子供の頃の夢
  • 住みたい場所

など、自分に関することをリストアップして自分を見つめ直す機会を作ります

思い浮かばない場合は他人から自分の印象を聞いてみると、新たな発見があるでしょう

そして次に、現時点での『やりたいことを』を想像してみましょう

  • 年齢が・・・
  • お金が・・・
  • 時間が・・・
  • 場所が・・・

という制約は取っ払って、生まれ変わってリソースが無限にあるくらいの気持ちで本心で出すことが大切です

どんなに無謀でくだらないものでも構いません

思い浮かばない人は嫌いなこと、苦手なことから考えてみると、思い浮かぶこともあります

残業がやだ、満員電車がやだ、など嫌なことを吐き出していくと、消去法で『やりたいこと』が見えてきます

『やりたいこと』を完全に決める必要はありません

まずは「自分はこんな人間で、こんなことがやりたいんだろうな〜」というレベルでOKです

②いろいろな体験をする

『やりたいこと』を決めるための一番のポイントは『体験』です

  • 見たことない
  • 聞いたことない
  • やったことない

という状態では、やりたいかどうかなんて分かるはずも有りませんから

イチローや大谷翔平が、勉強しかさせない家庭に生まれていたら野球をやることはなかったかもしれません

いろいろな体験をするためには、圧倒的に行動量を増やし、行動範囲を広げる必要があります

前にも書きましたが、現在は職業の選択肢が数多くあります

そこから自分の『やりたいこと』に出会うためには、体験を増やすしか有りません

とは言っても、仕事や私生活で忙しい現代人ですから、まずは普段の生活から少しずつ行動を変えてみましょう

  • 普段と違う道を通る
  • 試したことない商品やサービスを体験してみる
  • 普段話さない人と話してみる
  • 新しい趣味を始めてみる
  • 新しいテクノロジーに触れてみる
  • YouTubeでいろいろな職業の発信者を見てみる
  • 異業種の交流会に参加してみる

これは私も実践していることですが、

やるかやらないかで迷ったらやる!

ということです

目の前に新しい体験があるのにやらないのはもったいないです

やれば自分の価値基準が更新されますが、やらなければ何も変わりません

実際に自分で体験することで、『やりたいこと』の輪郭が見えてくるはずです

普段の自分の行動を変えるという大変さは伴いますが『やりたいこと』を見つけるために、行動量と行動範囲を大きくしていきましょう!

③行き当たりばったりでOK

『やりたいこと』を見つけるまでの過程は遠回りでも、行き当たりばったりでも構いません

『やりたいこと』を見つける過程を山登りに例えると、

入念な計画を立て、様々な障害を乗り越えていきながら山頂を目指す登山のようなものではなくて、

景色や動植物を楽しみながら、障害物を迂回して、自由に歩き回るトレッキングのようなイメージです

いろいろとあるき回った結果、登りたい山が見つかれば登ってみるのです

そして合わなければ下山し、また歩き回ります

『やりたいこと』を見つけることは、先人たちと同じ道を歩むものでも、地図上のゴールに向けて最短距離で歩くものでもありません

方向転換したり、遠回りしたりして自分自身で見つけるものです

そのためには、いろいろなことにチャレンジして、経験を積んでいきましょう

今までぼんやりしていた『やりたいこと』の輪郭が、経験を積めば積むほどはっきりしてきます

そして、最終的にあなたが腹落ちできる『やりたいこと』になっていくはずです

遠回りでも時間がかかっても気にしないでください

いつだって最終到着地点があなたにとっての新記録でなのです

④現実も見る

様々な体験をしてくると、『やりたいこと』が見えてくると思います

ある程度絞られてきた段階でそのやりたいことの現実にも目を向けましょう

表面的に好きだ、楽しそうと思っても、現実的にはギャップが有ることもあります

例えば、ゲームが好きだから「ゲームの制作会社で働きたい!」と思っても、実際に働いてみるとゲーム制作ではなく、単純作業や調整ごとが大半を占め、「思っていたのと違う・・・」となる場合もあります

また労働時間が長かったり、収入が満足行くものでなかったりすることもあるでしょう

ゲームなどのカテゴリとして好きなことと、業務として好きなことは別で考えたほうが良いこともあります

ゲームが好きという人 ≒ ゼロから何かを作り出すことが好き、ということであれば、ゲーム制作ではなくても新しい企画を考える仕事であれば、『やりたいこと』は実現できるかもしれません

『やりたいこと』を絞り込む上では、

  • 業務やタスクが自分の性格や得意なことと合っているか
  • 労働条件や勤務地などが満足の行くものか

というのも考慮する必要があります

しかし、ネットなどの情報だけではやってみないとなかなか分からない部分もあります

そんなときにオススメなのがロールモデルを知るということです

ロールモデルはその仕事やキャリアのお手本となる人のことです

身近にそういう人がいれば聞いてみても良いですし、いなければSNSなどで発信している人の情報を見るのが良いと思います

その人がどんな気持ちで働いて、どんなライフスタイルを送っているかを知ることで、『やりたいこと』とのギャップが埋まってくるはずです

⑤長期的視点で考える

『やりたいこと』探しは、よくある自分探しの旅のようにある期間に集中して見つける必要はありません

『やりたいこと』に正解は有りませんし、その時点での自分なりの正解が出せれば良くて、焦って決めるものではないからです

そもそも人間にやるべきことなんて決められていません

他の生き物もそうですが、やるべきだから何かをしているのではなく、基本的には本能にしたがって動いているだけです

しかし、人間は知能が高いからか、生まれたことの意味、人生の意味などを考えがちです

本来は決まっていないのですから、自分の人生で『やりたいこと』を自分で決めてよいはずです

やりたいこと』探しは一生続くテーマとも言えます

今は人生100年時代です

焦らず、じっくり自分が本当に『やりたいこと』を見つけていきましょう!

おわりに

今回は、『やりたいことが見つかる5つのアプローチ』について紹介させていただきました

今の時代『やりたいこと』が分からないなんて当たり前です

悲観的にならずに、自分のペースでやりたいことが見つかるまで行動してみましょう

必ずいつか、自分の『やりたいこと』に出会えるはずです!

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